【パワハラされてる人、必見】弁護士解説 |パワハラ防止法があなたを守る

こんにちは
弁護士の林 孝匡です(プロフィール

どこからが、パワハラなの?

私が受けてる指導は、パワハラだと思うのよ。ホントきもい。

そうですね、

アナタが受けてる指導は、
パワハラの可能性が高いです。

↓ だって、こんなに相談が増えてるんですよ

↑労働局への相談件数です。

は・・は・・8万件。

私事で恐縮ですが、
わたし、
パワハラ防止法の解読に成功しました。
※ 法律は、ほぼ暗号です

パワハラの定義は、

パワハラの3要件
  1. 優越的な関係を背景とした言動
  2. 業務上必要かつ相当な範囲を超えている
  3. 労働者の就業環境が害されてる

    パワハラ防止法30条の2・厚生労働省指針2(1)

・・・スワイプしていいですか

おねーさーん!
ちょっと待って下さい。
めっさ分かりやすく解説
してます。

この記事の内容
  • パワハラって、結局なに?
  • パワハラの6類型
  • 会社の義務(✓ホンマにやってるかチェック)

さらに、

✓【無料】で相談するところ
会社の辞め方
✓ 証拠の集め方
✓ 裁判例

なども書いてます。
リンクを貼ってるので、
気になる記事に飛んで下さい。

まずは、この記事で
パワハラの基礎知識を押さえて下さい。

あなたが戦うための、
武器をお渡しします。

この記事は15,000文字を超えています
保存して、じっくり読んでみて下さい
パワハラ基礎知識の集大成です

目次をタップできるので、
気になるところだけでもOKです。

でも、全部よんだ方が
アナタの武器は増えます。
確信しています。

では参りましょう!

タップできる目次

パワハラの定義(3要件)

パワハラとは、
ザックリ言えば、

・職場で強いヤツが
・それやりすぎやろ!ってことをしてきて
・働くのキツイんですけど・・・

って感じです。

正確に言うと、
次の3つの要件
すべて当てはまるもの指します。

パワハラの3要件
  1. 優越的な関係を背景とした言動
  2. 業務上必要かつ相当な範囲を超えている
  3. 労働者の就業環境が害されてる

    パワハラ防止法30条の2・厚生労働省指針2(1)

・・・・

ですよね。
よく分らないですね。
法律の定義っちゅうもんは。
※ ためしにリンク(↑)に飛んでみて下さい。暗号すぎて永眠します

厚生労働省が想定しているパワハラは、
↓ こんなものです。
6種類(あとで詳しく解説します)

↓ 動画があります
動画で学ぶハラスメント
(厚生労働省作成)
え、いつも私がやられてるのって、
パワハラなんだ
と気づいて下さい

これから、

パワハラの3要件
  1. 優越的な関係を背景とした言動
  2. 業務上必要かつ相当な範囲を超えている
  3. 労働者の就業環境が害されてる

    パワハラ防止法30条の2・厚生労働省指針2(1)

↑ この3要件について
順番に解説します。

【3つすべて】にあてはまればパワハラになります

1. 優越的な関係を背景とした言動

3要件の1つ目です。
これは、ほとんどの方が当てはまると思います。

ザックリ言えば、

自分より権限がつよい人の振る舞い

って感じです。

厚生労働省が3つ例をあげてます。

順番に解説します。

1-1. 上司や先輩の振る舞い

おらおらおらー!

はい。

これが一番オードックスですね。
上司やパイセンは、
アナタから見れば
〈優越的な〉立場ですからね。

1-2. デキる同僚や部下の振る舞い

こんな部下いるじゃないですか

ひけらかす部下

そんなカンタンなITの知識もないんですか

みたいなイケスカンやつ。

同僚や部下であっても
〈優越的な〉立場に
あたる可能性があります

こんなこと、ありません?

同僚や部下
カナリ専門的知識を持ってて、
その人達の協力を得なければ
仕事を進めることができないケース

そういうケースでは、
同僚や部下であっても、
アナタからみれば
〈優越的な〉立場になります。

なので、
ザックリいえば

デキる同僚や部下からの振る舞いも
パワハラにあたる可能性があります。

1-3. イジメ

いわゆる〈イジメ〉も、
優越的な関係を背景とした言動
にあたります。

イジメに、もう耐えられない

裁判例を読んでると、
女性イジメが多い気がします。

【裁判事例】詐欺っぽいサプリ会社でパワハラ|荷物まとめて出てけ!
この裁判では、
仲間はずれにするイジメを
パワハラと認定しました。
美研事件/東京地裁 H20.11.11

私のブログでは、
証拠の集め方
相談するところ
の記事も書いてるので、
参考にしてくださいね。

ーーー

以上をまとめると、

優越的な関係を背景とした言動
  • 上司の振る舞い
  • デキる同僚や部下の振る舞い
  • イジメ

は、
優越的な関係を背景とした言動
という要件に当てはまります。

1つ目の条件クリアです。

続いて、2つ目の要件です。

2. 業務上必要かつ相当な範囲を超えてる

どどん波!

アナタが
〈優越的な関係を背景とした言動〉
受けているとして、

次は、それが
業務上必要かつ相当な範囲を超えている
かどうかです。

この判断は、めちゃくちゃ難しいです

裁判官でも考え方がいろいろ。

地裁の裁判官は、

地裁の裁判官

その指導やりすぎ。必要な範囲を超えている

って判断したのに、
高裁の裁判官は、

高裁の裁判官

いや、業務上、必要な指導だった

と、真逆の判断することも
よくあります。
※ 高裁、ダンディすぎないか

もうここは、出たとこ勝負です。
証拠を集めて
裁判所に投げて

あとは天に任せるしかないです。

やれることをやって試験に挑む、
みたいな感じです。

私のブログでは裁判例を紹介してるので、

なるへそ、こういうのがパワハラなのか

と感覚をつかんでみて下さい。

ーーーーー

ここから、ちょい細かい話になります

業務上必要かつ相当な範囲を超えている
の要件についての、
パワハラ防止法と厚生労働省指針を解説します。

すみませんが、
かなり難しいので

・・・・

お次の要件、
要件3 労働者の就業環境が害されてる
に飛んでいだたいでもOKです。

はい!

へのへのもへじさんが飛んだところで、
続けます。

厚生労働省は、
業務上必要かつ相当な範囲を超えている
とは、

社会通念に照らし、当該言動が明らかに当該事業主の業務上必要性がない、又はその態様が相当でないもの

と定義づけました。
※ ほぼ同じことをいってますが

で、その例として

  • 業務上明らかに必要性のない言動
  • 業務の目的を大きく逸脱した言動
  • 業務を遂行するための手段として不適当な言動
  • 当該行為の回数、行為者の数等、その態様や手段が社会通念に照らして許容される範囲を超える言動


〈業務上必要かつ相当な範囲を超えている〉
ケースだと。

そして、続けて、
〈業務上必要かつ相当な範囲を超えている〉
かどうかを、
どのように判断するかについて、

・・・・

・・・心の準備はできてますか?

どうぞ!

この判断に当たっては、様々な要素(当該言動の目的、当該言動を受けた労働者の問題行動の有無や内容・程度を含む当該言動が行われた経緯や状況、業種・業態、業務の内容・性質、当該言動の態様・頻度・継続性、労働者の属性や心身の状況、行為者との関係性等)を総合的に考慮することが適当である。また、その際には、個別の事案における労働者の行動が問題となる場合は、その内容・程度とそれに対する指導の態様等の相対的な関係性が重要な要素となることについても留意が必要である

おったんかい!

ザックリ言えば、

色々なことを混ぜこぜに考えて
〈業務上必要かつ相当な範囲を超えている〉かどうか判断するYo!

と言っています。

↓こんなことを混ぜこぜに考えます

判断材料
  • 上司がなぜ、そんなことを言ったのか?
  • 頻度はどれくらい?(週5?それとも3ヶ月に1回くらい?)
  • どれくらいの期間?(1ヶ月?それとも1年?)
  • どんな状況で言った?(他の社員の前?マンツーマンで?)
  • 上司とアナタとの関係性
  • アナタは新人?それとも結構ベテラン?
  • アナタに問題行動はなかったか?
  • どんな問題行動?
  • 会社の業種は?
ミックス!

実際に、裁判官は、
このように混ぜこぜに考えて
結論を出します。

そして、どちらに転ぶかは
・・・裁判官次第です

ーーーーーーーーーー

おつかれさまでした。
細かい話、終了だす。


〈業務上必要かつ相当な範囲を超えている〉
の要件に当てはまれば、

ラストの要件に進みます。

3. 労働者の就業環境が害されている

う・・・うぜぇ

ラスト。
3要件の3つ目です。

ザックリ言えば

めっちゃ働きにくいんですけど・・・

って感じです。

厚生労働省は、
労働者の就業環境が害されてる
状態のことを、

当該言動により労働者が身体的又は精神的に苦痛を与えられ、労働者の就業環境が不快なものとなったため、能力の発揮に重大な悪影響が生じる等当該労働者が就業する上で看過できない程度の支障が生じること

だと言っています。

で、〈労働者の就業環境が害されてる〉
かどうか判断する基準について、

この判断に当たっては「平均的な労働者の感じ方」すなわち、同様の状況で当該言動を受けた場合に、社会一般の労働者が、就業する上で看過できない程度の支障が生じたと感じるような言動であるかどうかを基準とすることが適当である

と続けています。

めっちゃ働きにくいんですけど

と感じるか感じないかは
人それぞれなので、

〈平均的な労働者〉
を基準に考えると言っています。

↓ このような方たちですね

まとめ

長くなったので、一旦まとめます。

アナタの受けているストレス
以下の3つすべてに当てはまれば
パワハラにあたります。

パワハラ
  1. 優越的な関係にある人からの振る舞いで
  2. それが業務上必要かつ相当な範囲を超えていて
  3. アナタの就業環境が悪くなっている

    パワハラ防止法30条の2・厚生労働省指針2(1)

すこし私の見解を。

林の見解

要件1・要件2に当てはまれば、
自動的に
〈労働者の就業環境が害されてる〉
んじゃないかな〜。

想像してほしいんですが、

  • 優越的な関係にある人からの振る舞いで
  • それが業務上必要かつ相当な範囲を超えてたら、

だいたい、
アナタの職場環境は悪くなりますよね。

裁判例を色々と読みましたが、
要件1・要件2に当てはまればパワハラになるケースがほとんどでした。

なので、

私の受けてるのはパワハラかな?

については、
要件1・要件2にフォーカスして
考えてみて下さい。

話を戻します。

パワハラの3要件だけでは抽象的ですよね。

分かったような、分かってないような・・・

なので、
厚生労働省は
6つの類型を挙げました。

パワハラの6類型

典型的な6つのパワハラは、

  1. 手を出す(身体的攻撃)
  2. 言葉ぜめ(精神的攻撃)
  3. 仲間はずれ(人間関係の切り離し)
  4. 無茶なノルマなど(過大な要求)
  5. 仕事を取り上げる(過少な要求)
  6. プライベートに土足で入る(個の侵害)

です。

言葉ぜめ(精神的攻撃)が圧倒的に多いです。

順番に解説します。


パワハラ1 暴力(物を投げたりも)

  • 殴る、蹴る
  • 物を投げつける

一発でアウトです。

こちらの裁判例もご覧ください。
わかりやすく解説しています
↑の写真のような、
かわいいもんではありません。
ホントひどい事例もあります。

【裁判事例】灰皿でブン殴るなど|パワハラ23個で慰謝料540万円

【裁判事例】パワハラ上司がオマエ根性焼きしよか?慰謝料100万

【裁判事例】ボケ!あほ!パワハラ上司が胸ぐらつかんでイス蹴り

【裁判事例】パワハラ上司が扇風機をあて続け【慰謝料60万円】

朗報です!

もし
アナタが上司から

  • 殴る、蹴る
  • 物を投げつける

などされてた場合。

裁判したら、
ほぼ100%勝てます

根拠資料
パワーハラスメントに関連する主な裁判例の分析(JILPIT・No.224)

↑ むずかしい表現ですが、要は、
 「部下が身体的攻撃を受けたケースで、
部下が負けたことはない
って言ってます。

エライさんの、
労働政策研究・研修機構が言ってます。

なので、
暴行してきた上司を訴えたい場合は、
証拠を確実に集めてください
【証拠9選】パワハラ上司&会社を訴えるために【ゼッタイ必要】

暴行を証明できれば、


ほぼ100%勝てます

パワハラ2 言葉ぜめ

言葉の暴力です。
精神的攻撃とも言います。
パワハラの中で、これが1番多いです。

厚生労働省があげている例は、

精神的攻撃の例
  • 人格を否定するような言葉
    (相手の性的指向・性自認に関する侮辱的な言動を含む)
  • 必要以上に長時間にわたる厳しい叱責を繰り返す
  • ほかの社員の前で、大声での威圧的な叱責を繰り返す
  • アナタの能力を否定し、罵倒するような内容の電子メール等複数の社員宛てに送信

最後の
【メールを複数の社員に向けて送信】
ってやつ
裁判例があります。

ザックリいうと、
上司が部下に、こんなメールを送りました。

しかも、さらし者に。
ccに、他の従業員10数名を入れて
名誉毀損と認められました。

↓ 詳しくはコチラ

ーーーーーーーー

「お前のためを思って厳しくしてるんだぞ!」と言われます

パワハラ上司あるあるですね。

これって、
上司とあなたの間に信頼関係が
あって初めて
成り立ちますよね。

信頼関係があれば、
多少キツく言われても耐えられる。
愛のムチってやつです。

でも、
あなたが消耗しまくってるようなら、
それはもうパワハラです。

ーーーーー

逆に、パワハラではないケースとして

  • 遅刻を再三注意してもそれが改善されない労働者に対して一定程度強く注意をすること
  • その企業の業務の内容や性質等に照らして重大な問題行動を行った労働者に対して、一定程度強く注意をすること

を挙げています。

ここはホント微妙なケースが多いです。
裁判官によって判断がマチマチなんです。

上司を訴えたい方は、
とにかく証拠を集めましょう
裁判所に投げて、
天に祈る。

精神的攻撃については、
こちらの裁判例をご覧ください。
※ 氷山の一角です

【裁判事例】無実の部下を疑うパワハラでうつ病に【慰謝料300万】

【裁判事例】なんと!弁護士事務所でパワハラ【女性秘書への暴言】

【裁判事例】詐欺っぽいサプリ会社でパワハラ|荷物まとめて出てけ!

パワハラ3 いじめ

ざっくりいえば〈イジメ〉です。
人間関係からの切り離し
無視も含まれます(サイレントパワハラ)

厚生労働省があげている例は、

〈人間関係からの切り離し〉の例
  • 意に沿わない労働者に対して、仕事を外し長期間にわたり、別室に隔離したり、自宅研修させたりすること
  • 一人の労働者に対して同僚が集団で無視をし、職場で孤立させること
動画

動画もあります(厚生労働省作成)
会社に行くと、自分のデスクだけが隔離されていた

出典:厚生労働省

逆に
パワハラではない例として、

  • 新規採用した労働者を育成するために、短期間集中的に別室で研修等の教育を実施すること
  • 懲戒規定に基づき処分を受けた労働者に対し、通常の業務に復帰させるために、その前に、一時的に別室で必要な研修を受けさせること

を挙げています。

上でもあげましたが、
【裁判事例】詐欺っぽいサプリ会社でパワハラ|荷物まとめて出てけ!
イジメがパワハラに当たる、と認定した裁判例です。
美研事件/東京地裁 H20.11.11

パワハラ4 明朝までにヨロシク

正式用語は〈過大な要求〉

営業さんは、けっこう当てはまるのでは?
〈どう考えても無理でしょ?〉
というノルマを課されたり。

  • 終業まぎわにコレよろしく
  • 1人では出来ない仕事の量を押し付ける

とか。

【裁判例】1人だけに仕事を押し付けた事例はコチラ
【裁判事例】男女関係のうわさ流され→仕事押し付けられるパワハラ【鬼会社】

あと、私は↓コレもパワハラに当たると考えてます。
お酒のお酌や
隣に座らされる

オレの酒が飲めないのか!

ってやつも。
こんな紀元前な上司、まだいるのかな。

〈過大な要求〉で
厚生労働省があげている例は、

〈過大な要求〉の例
  • 肉体的苦痛を伴う過酷な環境下で、長期間にわたり、勤務に直接関係のない作業をさせること
  • 新卒採用者に対し、必要な教育を行わないまま到底対応できないレベルの業績目標を課し達成できなかったことに対し厳しく叱責すること
  • 業務とは関係のない私的な雑用の処理を強制的に行わせること

逆に、パワハラではないケースとして

  • 労働者を育成するために現状よりも少し高いレベルの業務を任せること
  • 業務の繁忙期に、業務上の必要性から、当該業務の担当者に通常時よりも一定程度多い業務の処理を任せること

を挙げています。

パワハラ5 ずっと掃除しとけ!

正式用語は〈過少な要求〉

ザックリ言えば、

・新人でもデキるような仕事を、ベテランに与え続けて屈辱を与える
・イヤがらせのために仕事を取り上げる
・退職させるために、窓際に追い込んでムダな書類整理をさせる

などです。

厚生労働省があげている例は、

〈過少な要求〉の例
  • 管理職である労働者を退職させるため、誰でもできる業務を行わせること
  • 気にいらない労働者に対してイヤがらせのために仕事を与えないこと

逆に、パワハラではないケースとして

  • 労働者の能力に応じて、一定程度、業務内容や業務量を減らすこと

をあげています。

詳しくはコチラ
【仕事を与えない】のはパワハラ!2つのケースを解説|ひど裁判例もあり

パワハラ6 プライベートに立ち入る

正式用語は〈個の侵害〉

プライベートに立ち入ることです。

プライベートに立ち入られることもパワハラなんですね

そうなんです。
パワハラって言葉からすれば、
っぽくないですが。
れっきとしたパワハラです。

厚生労働省があげている例は、

〈個の侵害〉の例
  • 労働者を職場外でも継続的に監視したり、私物の写真撮影をしたりすること。
  • 労働者の性的指向・性自認や病歴、不妊治療等の機微な個人情報について、当該労働者の了解を得ずに他の労働者に暴露すること

あと、
あかるい職場応援団(厚生労働省)
で挙げられた例として、

〈個の侵害〉の例
  • 出身校や家庭の事情等をしつこく聞かれ、答えないと総務に聞くと言われた (女性・40 歳代
  • 接客態度がカタイのは彼氏がいないからだと言われた(女性・20 歳代
  • 引越したことを皆の前で言われ、おおまかな住所まで言われた(女性・20 歳代

があります。
まさにプライベートに土足で入ってきてますね。

↓ コレもパワハラにあたると思います。

  • 休みの理由を根ほり葉ほり聞かれる
  • 机の中やカバンの中を勝手に見られる
  • 「どうして結婚しないのか?」としつこく聞く  

逆に、パワハラではないケースとして

  • 労働者への配慮を目的として、労働者の家族の状況等についてヒアリングを行うこと
  • 労働者の了解を得て、当該労働者の性的指向・性自認や病歴、不妊治療等の機微な個人情報について、必要な範囲で人事労務部門の担当者に伝達し、配慮を促すこと

を挙げています。

〈プライベートの立ち入り〉については、
コチラの裁判例もご覧ください。
上司が〈別れさせ屋〉くらい
しつこかった事例です。

【裁判事例】部下の社内恋愛に口をはさむパワハラ【慰謝料30万円】

これ以外にもパワハラあり

以上の6類型は、あくまで代表的なもの。
これ以外にもパワハラはありえます

繰り返しになりますが、
以下の3要件すべてに当てはまれば
パワハラなんです。

パワハラ
  1. 優越的な関係にある人からの振る舞いで
  2. それが業務上必要かつ相当な範囲を超えていて
  3. アナタの就業環境が悪くなっている

    パワハラ防止法30条の2・厚生労働省指針2(1)

7つ目の
新たなパワハラが出てくるかもしれません。

え!

たとえば、
言葉による精神的攻撃はしないけど、

朝9時〜夕方5時まで、

見つめ続けるとか。

キモっ!


パワハラ3要件に当てはまる可能性ありです!

パワハラ防止法の衝撃(会社の義務)

まぶしっ!

すみません。
あなたに害はありません。

パワハラ防止法は
会社に衝撃を与える】法律です。

会社

えっ!

バカ上司

は?

寝耳に水的リアクションですが、
すでに2020年6月〜大企業に適用されてるし、

2022年4月から、
中小企業に適用されまっせ
すなわち、すべての企業に適用

日本にある421万社のうち、
99.7%が中小企業です。
なので、
99.7%の会社に衝撃が走るというわけです。

私たちに関係あるんですか?

関係ありまくりです。

パワハラ防止法は、
あなたをパワハラから守る法律なんです

パワハラ防止法は、
いろいろと会社に義務づけました。

あなたが【会社の義務】を知っていれば、色々と戦えます

会社に義務づけたことは、
ザックリ以下のとおり。

会社がゼッタイにやるべきこと
  1. 「我が社はパワハラを許しません!」と周知せよ
  2. 「パワハラした奴には厳正に対処します」と周知せよ
  3. 「相談窓口はココですよ」と周知せよ
  4. 「相談者のプライバシーを守ります!」と周知せよ
  5. 「相談しても何の不利益もありませんよ」と周知せよ
  6. 相談窓口をキチンと機能させよ
  7. 相談があれば速やかに事実関係を確認せよ
  8. パワハラが確認できたら、被害者をレスキューせよ
  9. パワハラが確認できたら、加害者にしかるべき措置をとれ
  10. 再発防止策をとりたまえ

↑の10個

会社がゼッタイにやるべきことなんです
(法的義務)

たとえば、
会社が相談体制を整えていなければ、

キチンと整えてくださいよ

と詰め寄ることが出来ますし、

会社が義務を果たさないまま
パワハラがヒドくなって、

たとえば、
あなたがうつ病になってしまった場合、

損害賠償請求すれば、

裁判官

会社、10個の義務、グダグダじゃん(職場環境配慮義務違反)

ってことで、
損害賠償請求が認められる可能性もあります。

2022年4月1日から
すべての会社に義務づけられます

すなわち、

2022年4月1日から
あなたの武器が増えます

順番に解説するので、
1つずつ押さえておきましょう。

「我が社はパワハラしない」宣言せよ

会社は、

我が社はパワハラをしません!

パワハラとは、〜のような行為です!

と周知しないとダメなんです。
周知=みんなに伝える

ひそかにボソボソ決意するだけじゃダメです。
社内で伝える義務があるんです。

伝え方の例
  • 就業規則や新たな規則
  • 社内報
  • パンフレット
  • 社内ホームページ
  • その他の資料
  • 研修、講習

「パワハラした奴には厳正に対処します」って周知せよ

会社は、

パワハラした奴には厳正に対処します!

パワハラしたら、〜の処分をします!

と周知しないとダメなんです。

そんな周知ゼッタイにないですって。だって、パワハラしてるのが社長本人ですもん

終わってますよね・・・。
トップがそういう会社は、
もう変わらないですよ。
パワハラ防止法がスタートしようが。

そういう社長は、
自分が法律ですからね。

クソ社長

そのとおり!

去ね!

辞めて、新たな人生を歩みましょう
【パワハラから逃げろ!】即日で会社を辞める方法|退職届の書き方も伝授

「相談窓口はココですよ」と周知せよ

会社は、

相談窓口はココですよ

と周知しないとダメなんです。

これを怠っていればアウトです。

「相談者のプライバシーを守ります!」と周知せよ

会社は、

相談者のプライバシーを守ります!

と周知しないとダメなんです。

同僚の美樹がパワハラにあってるから相談窓口で相談したいんだけど、私が相談したこと上司にバレたくないのよ

ってこと、ありますよね。
クソ上司は報復してきますからね。

こういう場合に
「相談しやすくしよう!」
ってのがパワハラ防止法の目的です。

プライバシー守ります!
を周知してなければアウトです。

「相談しても何の不利益もありませんよ!」と周知せよ

相談して、あとから嫌がらせされりしませんかね

報復をおそれて、
相談するのためらっちゃいますよね。

あなたが安心して相談できるように、

会社は、

相談しても何の不利益もありませんよ!

と周知しないとダメなんです。

相談窓口をキチンと機能させよ

パワハラ防止法は、

おかざりだけの相談窓口は許しまへんで!

と、クギを刺しました。

相談があれば速やかに事実確認せよ!

部長からありえない量の仕事を振られたり「新人でもデキるよ、もう辞めたら」とか暴言を吐かれてます

と相談したのに、
会社が、

何でも流すヤツ

まぁまぁまぁまぁ、むにゃむにゃ

みたいな対応をとったら、アウトです。

あなたがパワハラ相談をすれば、
会社は速やかに事実確認をする義務があるんです。

相談する前に、
パワハラの証拠を集めましょう
証拠の集め方はコチラ
【ゼッタイ必要な証拠】パワハラ上司&会社を訴えるため【9つを厳選】

クソ上司は、

わたしくは「もう辞めろよ」など、言っていません。神に誓います

とかホザきますから。
会社からの調査でも、
裁判でも。

きー!

なので、録音するなどして、
証拠を集めましょうね!

証拠が、命

パワハラが確認できたら、被害者をレスキューせよ!

会社が、事実関係を確認した結果、
パワハラがあったなら、

会社には
アナタをレスキューする義務があるんです。

レスキューの例
  • あなたと加害者との関係改善に動く
  • 配置転換(あなたと加害者を引き離すため)
  • 加害者からあなたへ謝罪させる
  • あなたの労働条件が悪くなってたらそれを戻す
  • あなたのメンタルヘルスに配慮

パワハラが確認できたら、加害者にしかるべき措置をとれ!

会社が、事実関係を確認した結果、
パワハラがあったなら、

加害者に対してしかるべき措置をとる義務があります。

しかるべき措置の例
  • 懲戒処分を出す
  • あなたと加害者との関係改善に動く
  • 配置転換(あなたと加害者を引き離すため)
  • 加害者からあなたへ謝罪させる

上司を配置転換してほしい!2度と関わりたくないわ!

上司に懲戒処分を出してほしい!

という要望が多いですよね。
上司への報復みたいなもんで。

会社は、
就業規則などに基づいて、
加害者に対して適正な処分をしなければなりません。

再発防止策をとりたまえ!

会社には
再発防止策を講じる義務があります。

重要なことをお伝えするので、
タップして開けて下さい

赤文字の部分が大事です。

会社が調査した結果、

パワハラとは、いえないです

って判断した場合であっても、
再発防止策を講じる義務があるんです。

私は、これ結構デカイと思うんです
損害賠償請求するときの材料になる気がします

1回目相談したときに、

パワハラとは、いえないです

って判断されたとしても、

時を経て、
上司のパワハラちっくな行動が止まらなければ、
再び相談しましょう。

1回目の相談のあと、
会社が再発防止策をとっていなければ、
義務違反となります。

再発防止策をとっていなかったこと自体が義務違反
=職場環境配慮義務違反となる。
=損害賠償請求するときの材料となる。

という理屈です。
なので、

パワハラにあたるか微妙なケースでも相談しておきましょう
あとで効いてきます

まとめ

もいっかい、まとめます。

会社がゼッタイにやるべきこと
  1. 「我が社はパワハラを許しません!」と周知せよ
  2. 「パワハラした奴には厳正に対処します」と周知せよ
  3. 「相談窓口はココですよ」と周知せよ
  4. 「相談者のプライバシーを守ります!」と周知せよ
  5. 「相談しても何の不利益もありませんよ」と周知せよ
  6. 相談窓口をキチンと機能させよ
  7. 相談があれば速やかに事実関係を確認せよ
  8. パワハラが確認できたら、被害者をレスキューせよ
  9. パワハラが確認できたら、加害者にしかるべき措置をとれ
  10. 再発防止策をとりたまえ

会社が10個の義務を果たしているかチェックしましょう

で、

  • 義務を果たしていないことの証拠
  • 義務を果たしてくれないことの証拠

を集めておきましょう。

あとで活きてきますので。
証拠あつめはコツコツが実を結びます。

証拠の集め方はコチラ
【ゼッタイ必要な証拠】パワハラ上司&会社を訴えるため【9つを厳選】

アナタに考えてほしいこと

わたしの受けているストレスは、3つの要件ぜんぶ満たすかな?


と考えてみてください。

パワハラ
  1. 優越的な関係にある人からの振る舞いで
  2. それが業務上必要かつ相当な範囲を超えていて
  3. アナタの就業環境が悪くなっている

    パワハラ防止法30条の2・厚生労働省指針2(1)

この記事を読み返して、考えてみて下さい。
裁判例も参考にして下さいね。

で、

私が受けてるストレスは、パワハラかも・・・

と思えば、
以下の機関に相談してみて下さい。

相談するところ【無料】

労働局でのパワハラ相談は
右肩上がりです。


無料で相談できるところは、2ヶ所。

では、

相談も、解決手続きも、無料です

各都道府県にあります。

どんなことをしてもらえるか
詳しくはコチラの記事をどうぞ
【4つの相談先】上司からパワハラを受けたらどこに相談すればいい?

会社をソッコーで辞めたい人

パワハラがつらくて、もうダメ・・・

って方、

心が壊れてしまう前に、辞めましょう。

さらば、ブラック企業!

明日から行かなくてもOKです。

ご自身で辞めたい方はコチラ
【パワハラから逃げろ!】即日で会社を辞める方法|退職届の書き方も伝授
退職届の書き方などを書いています。

辞めるなんて、怖くて言えないよ

って方は、
退職代行を使いましょう。
2018年ころから多くの人が使ってます。
ストレスゼロで辞めれます。
詳しくはコチラ
パワハラ会社を辞めるなら退職代行!即日マッハで解放【ストレスゼロ】

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。

ここに書いていることが、
パワハラの全ての基礎知識です。

あなたがやられているパワハラの箇所を
じっくり読んでみて下さい。
で、いろんな記事も読んでみて下さい。

分かりにくいところなどあれば、
〒 林へポストへ入れてくれれば嬉しいです。

記事を改善します。

これからもパワハラに悩む方に
役立つ情報を発信していきます。

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