こんにちは。
弁護士の林 孝匡です(プロフィール)

パワハラ上司を訴えたいんですけど



どんな手順を踏めばいいでしょうか?
以下の4STEPです。
(損害賠償請求する)
このSTEPを踏めば、
パワハラしてきた上司に
倍返しができます。
4つ目のSTEP
【パワハラ上司を訴える方法】は、
以下のとおり。
- 労働局・労働委員会に訴える
- 労働組合に交渉してもらう
- 裁判所に訴える
この記事でくわしく解説してます。
熟読して、
合法的復讐を成功させて下さいね。
やられたら、やり返す!
目次をタップできるので、
気になるところからどうぞ。
パワハラの基礎知識


まずは、



私がされてるのってパワハラなのかな?
を押さえましょう。
▼ これを読めば、
パワハラの基礎知識を押さえれます。


▲ この記事で、
と
- 手を出す(身体的攻撃)
- 言葉ぜめ(精神的攻撃)
- 仲間はずれ(人間関係の切り離し)
- 無理やん…(過大な要求)
- 仕事を取り上げる(過少な要求)
- プライベートに土足(個の侵害)
を詳しく解説しています。
では、本題に入ります。
パワハラ上司を訴える4STEP


パワハラ上司を訴える4STEP
について解説します。
この記事では



もう会社を辞めて



パワハラ上司に損害賠償請求したいんです!
という方に向けて解説してます。
損害賠償請求じゃなくて、
「会社は辞めずに、パワハラを止めたい」
って方がいたら、
コチラをご覧ください
以下、
パワハラ上司に
【損害賠償請求する方法】
を解説しますね。
仕返しの手順は、4STEP
(損害賠償請求する)
順番に解説します。
STEP1 パワハラの証拠を集める


まずは武器を集めましょう。
パワハラ上司を訴えるためには、
証拠がないと負けます。
あれば勝てます。
証拠の種類は、こんな感じです
- 録音
- 診断書・カルテ
- 領収書
- 写真
- メール・SNS
- 降格の命令書
- 同僚の証言・陳述書
- 動画
- 日記・メモ
詳しくはコチラをご覧ください
→ 【ゼッタイ必要】なパワハラ証拠9つと | 証拠が役立つケース7つ
STEP2 転職先を見つけておく


証拠あつめと同時に、
転職先を決めておきましょう。
損害賠償請求の戦いは、
交渉なら1ヶ月〜数ヶ月かかります。
訴訟になると1年くらいになることも。
証拠があれば必ず勝てるのですが、
持久戦になる。
持久戦を戦い抜くためには、
転職先を決めておく必要があります。
転職先を決めておけば、
収入が保障されて安心なので、
守りを固めましょう。
- あなたの市場価値を知る
無料登録: ミイダス - 転職したい企業の評判を見ておく
無料登録: 転職会議 - 転職サイトで転職先を探す
無料登録:リクルートエージェント
無料登録:doda
STEP3 会社を辞める


証拠を確保できて
↓
転職先を決めていれば
↓
勝てます
ほんと今までお疲れさまでした。
パワハラ会社に別れを告げましょう。
アディオス!
▼ 会社の辞め方はコチラ
- 自分でゴリゴリ交渉して辞めたい
→ 退職【願】はダメ!パワハラ会社を辞めるときは【退職届】 例文を紹介 - 退職代行を使ってスムーズに辞めたい
→ 【完全解剖】退職代行とは? | あなたの全疑問に答えます【弁護士解説】
・・・
・・・・・
・・・・・・・



上司とのやりとりがダルいので、退職代行を使ってストレスゼロで辞めてきました!
おつかれさまでした!
さて、反撃開始しましょうか。
STEP4 パワハラ上司を訴える(損害賠償請求する)


パワハラ上司を訴える(損害賠償請求する)方法は、大きく分けて3つです。
- 労働局・労働委員会に訴える
- 労働組合に交渉してもらう
- 裁判所に訴える
順番に解説しますね
労働局・労働委員会に訴える


まずは、
に訴える方法です。
弁護士に頼まなくても
各都道府県にあります。
あなたが



パワハラ上司に損害賠償請求したい!
と申し立てると、
どちらの機関でも
〈あっせん〉という手続きに入ります。
労働局や労働委員会が
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会社さん、ちょっと来なさいよ
と呼んでくれます。
労働局や労働委員会に申し立てるメリットは、
デメリットは、
話合いで解決するって感じなので、
低い金額で解決することが多いですね。
数万円〜多くても数十万円くらいです。
※ パワハラの程度によって変わります
▼ 労働局での解決事例です
(下記リンクのp.18をご覧ください)
▲ 50万、結構うまくいったケースだと思います。
パワハラの証拠を確保してたと思います。
労働局と労働委員会の違い



労働局と労働委員会、どちらに行けばいいですか?



1人で手続きをするのは心細いわ…
という方は、
・労働組合に駆け込むか
・弁護士に依頼
という方法があります。
順番に解説しますね。
労働組合に交渉してもらう


まずは、
労働組合に駆け込む方法について。
会社に労働組合がない人でも大丈夫です。
【ユニオン】という
駆け込み寺のような機関があります。
ググれば、わんさかできます。
労働組合に交渉してもらうんです。
労働組合に依頼するメリットは、
デメリットは、
です。
【◎◎(地名) ユニオン】で検索してみて下さい。
ユニオンの性格は、さまざまです。
妥協点を探して、
やわらかに話合いを求めるところもありますし、
結構、鼻息あらめのところもあります。
相談は無料のところが多いです。
一度相談してみて、
相性の良いところに依頼するのが良いと思います。
裁判所に訴える
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パワハラ上司を訴える最後の砦は、裁判所ですね。
【訴訟】か【労働審判】
という手続きをとれます。
労働審判は3回の審理で終了する
ザックリした手続きです。
どちらの手続きも、
弁護士をつけなくても出来ます。
ネットで【本人訴訟 訴状の書き方】
などググれば、わんさか出てきます。



1人だと不安で
という方は、弁護士に依頼ですね。
弁護士に依頼する場合のメリットは、
デメリットは、
です。
労働審判だと
3ヶ月〜5ヶ月くらいで終わりますが、
訴訟で白黒つけたければ長期戦覚悟です。
弁護士の探し方
弁護士の探し方は、これまでは
しかなかったんですが。
相談サポートで【無料】比較できます。
相性の合う弁護士さんを、心ゆくまで探せます。
弁護士選びは、恋愛と同じ。
相性です。
相談サポートでじっくり探してみてください。
弁護士保険
最近は、弁護士保険に入ってる方が多いですね。
「一家に一弁護士」の時代に突入してますね。
イザという時に相談できれば心強いです。
【無料】で資料請求できます
まとめ:パワハラ上司を訴える方法
最後、まとめますね。
パワハラ上司を訴える4ステップは、
(損害賠償請求する)
です。
で、訴える方法は3つ。
- 労働局・労働委員会に訴える
- 労働組合に交渉してもらう
- 裁判所に訴える
・ご自身で手続きをとるか
・労働組合に駆け込む
・弁護士に依頼する
かは、
いろいろメリット・デメリットがあるので、
この記事を読み返して、検討してみてくださいね。
====
以下、若干の補足を。
補足:パワハラの証拠があればできること
パワハラの証拠があれば、
損害賠償請求【以外】にも
できることがあります。
パワハラの証拠があれば、
- 労災を勝ちとれる可能性
- 会社都合を勝ちとれる可能性
があります。
順番に解説します。
労災を勝ちとれる可能性あり





パワハラで精神的にやられちゃったので、労災を勝ちとりたいんです
という方。
精神的ストレスが【強】
と認定されれば
労災認定を勝ちとれます。
詳しくはコチラをご覧ください
→ パワハラでも労災は下りる!認定率アップ中|証拠があれば勝てる確率 ↑
会社都合を勝ちとれる可能性あり





自己都合にされたんですけど。会社都合に変更してほしいんです
という方。
パワハラが原因で退職したことを、
証明できれば
を会社都合を勝ちとれます。
詳しくはコチラをご覧ください
→ 【会社都合へチェンジ!】パワハラが原因で退職したなら【異議申立て】
さいごに
やはり
パワハラの証拠さえ押さえていれば、
- 損害賠償請求
- 労災認定
- 会社都合
で有利に戦えますから。
この記事をじっくり読んで、
対策を立ててみて下さいね。
あなたがこれから
ストレスのない仕事人生を歩めるように
願っています。
あと、
- ここ分かりにくかったなぁ
- こんなことを知りたいなぁ
- 分かりやすかった!
などあれば
〒 林へポスト に入れていただければ
嬉しいです。
ブログの
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