【反撃開始】パワハラ上司を訴える方法 | 弁護士が4ステップを解説

こんにちは。
弁護士の林 孝匡です(プロフィール

パワハラ上司を訴えたいんですけど

どんな手順を踏めばいいでしょうか?

以下の4STEPです。

STEP
証拠を集める
STEP
転職先を見つけておく
STEP
会社を辞める
STEP
パワハラ上司を訴える
(損害賠償請求する)

このSTEPを踏めば、
パワハラしてきた上司に
倍返しができます。

このSTEP、チョー大切です

4つ目のSTEP
【パワハラ上司を訴える方法】は、
以下のとおり。

パワハラ上司を訴える方法
  1. 労働局・労働委員会に訴える
  2. 労働組合に交渉してもらう
  3. 裁判所に訴える

この記事でくわしく解説してます。

熟読して、
合法的復讐を成功させて下さいね。

やられたら、やり返す!

目次をタップできるので、
気になるところからどうぞ。

タップできる目次

パワハラの基礎知識

まずは、

私がされてるのってパワハラなのかな?

を押さえましょう。

▼ これを読めば、
パワハラの基礎知識を押さえれます。

▲ この記事で、

パワハラの3要件
  1. 優越的な関係を背景とした言動
  2. 業務上必要かつ相当な範囲を超えている
  3. 労働者の就業環境が害されてる

    パワハラ防止法30条の2・厚生労働省指針2(1)

パワハラの6類型
  1. 手を出す(身体的攻撃)
  2. 言葉ぜめ(精神的攻撃)
  3. 仲間はずれ(人間関係の切り離し)
  4. 無理やん…(過大な要求)
  5. 仕事を取り上げる(過少な要求)
  6. プライベートに土足(個の侵害)

を詳しく解説しています。

では、本題に入ります。

パワハラ上司を訴える4STEP

パワハラ上司を訴える4STEP
について解説します。

この記事では

もう会社を辞めて

パワハラ上司に損害賠償請求したいんです!

という方に向けて解説してます。

損害賠償請求じゃなくて、
「会社は辞めずに、パワハラを止めたい」
って方がいたら、
コチラをご覧ください

以下、
パワハラ上司に
【損害賠償請求する方法】
を解説しますね。

仕返しの手順は、4STEP

STEP
証拠を集める
STEP
転職先を見つけておく
STEP
会社を辞める
STEP
パワハラ上司を訴える
(損害賠償請求する)

 順番に解説します。

STEP1 パワハラの証拠を集める

まずは武器を集めましょう。

パワハラ上司を訴えるためには、

証拠が命です

証拠がないと負けます。
あれば勝てます。

証拠の種類は、こんな感じです

パワハラの証拠
  1. 録音
  2. 診断書・カルテ
  3. 領収書
  4. 写真
  5. メール・SNS
  6. 降格の命令書
  7. 同僚の証言・陳述書
  8. 動画
  9. 日記・メモ

詳しくはコチラをご覧ください
【ゼッタイ必要】なパワハラ証拠9つと | 証拠が役立つケース7つ

STEP2 転職先を見つけておく

証拠あつめと同時に、
転職先を決めておきましょう。

その理由は、じっくりと戦うため

損害賠償請求の戦いは、
交渉なら1ヶ月〜数ヶ月かかります。
訴訟になると1年くらいになることも。

証拠があれば必ず勝てるのですが、
持久戦になる。

持久戦を戦い抜くためには、
転職先を決めておく必要があります。

転職先を決めておけば、
収入が保障されて安心なので、

元上司&会社をじっくりコトコト追い込めます

守りを固めましょう。

転職先を決めておく

STEP3 会社を辞める

証拠を確保できて

転職先を決めていれば

勝てます

ほんと今までお疲れさまでした。
パワハラ会社に別れを告げましょう。

アディオス!

▼ 会社の辞め方はコチラ

・・・

・・・・・

・・・・・・・

上司とのやりとりがダルいので、退職代行を使ってストレスゼロで辞めてきました!

おつかれさまでした!

さて、反撃開始しましょうか。

STEP4 パワハラ上司を訴える(損害賠償請求する)

パワハラ上司を訴える(損害賠償請求する)方法は、大きく分けて3つです。

パワハラ上司を訴える方法
  1. 労働局・労働委員会に訴える
  2. 労働組合に交渉してもらう
  3. 裁判所に訴える

順番に解説しますね

労働局・労働委員会に訴える

まずは、

に訴える方法です。

弁護士に頼まなくても

ご自身で手続きができます

各都道府県にあります。

あなたが

パワハラ上司に損害賠償請求したい!

と申し立てると、

どちらの機関でも
〈あっせん〉という手続きに入ります。

労働局や労働委員会が

労働局

会社さん、ちょっと来なさいよ

と呼んでくれます。

労働局や労働委員会に申し立てるメリットは、

・相談無料、解決手続きも無料
・解決が早い
 だいたい2ヶ月くらい

デメリットは、

・会社が無視すれば、試合終了(あっせんに参加する義務がないので)
低い金額になることが多い

話合いで解決するって感じなので、
低い金額で解決することが多いですね。

数万円〜多くても数十万円くらいです。
※ パワハラの程度によって変わります

▼ 労働局での解決事例です
(下記リンクのp.18をご覧ください)

▲ 50万、結構うまくいったケースだと思います。
 パワハラの証拠を確保してたと思います。

労働局と労働委員会の違い

労働局と労働委員会、どちらに行けばいいですか?

私の見解

まずは〈労働局
→ もし、解決しなければ〈労働委員会
がいいかなと思います。

【理由】〈労働局〉への申立ての方がメジャーなため

1人で手続きをするのは心細いわ…

という方は、

・労働組合に駆け込むか
・弁護士に依頼

という方法があります。

順番に解説しますね。

労働組合に交渉してもらう

まずは、
労働組合に駆け込む方法について。

会社に労働組合がない人でも大丈夫です。

【ユニオン】という
駆け込み寺のような機関があります。
ググれば、わんさかできます。

労働組合に交渉してもらうんです。

労働組合に依頼するメリットは、

・交渉の経験が豊富(労働問題が専門だから)
・働く人を助けるために活動しているので熱意がある
・強気の交渉ができる
 (証拠を確保してることが大前提)
・弁護士より安い

デメリットは、

・費用がかかる
・訴訟はできない(訴訟ができるのは弁護士だけ)

です。

【◎◎(地名) ユニオン】で検索してみて下さい。

ユニオンの性格は、さまざまです。

妥協点を探して、
やわらかに話合いを求めるところもありますし、
結構、鼻息あらめのところもあります。

相談は無料のところが多いです。
一度相談してみて、
相性の良いところに依頼するのが良いと思います。

裁判所に訴える

パワハラ上司を訴える最後の砦は、裁判所ですね。

【訴訟】か【労働審判】
という手続きをとれます。

労働審判は3回の審理で終了する
ザックリした手続きです。

どちらの手続きも、
弁護士をつけなくても出来ます。
ネットで【本人訴訟 訴状の書き方】
などググれば、わんさか出てきます。

1人だと不安で

という方は、弁護士に依頼ですね。

弁護士に依頼する場合のメリットは、

・上司&会社にナメられない
証拠があれば、強気にゴリ押せる
  =金額を引き上げられる

デメリットは、

・弁護士費用がかかる(ユニオンより高い)
・訴訟だと長い
  最低、1年くらいは覚悟が必要
  高裁に移れば、さらに半年以上。
  最高裁までのフルコースであれば、合計3年以上を覚悟

です。

労働審判だと
3ヶ月〜5ヶ月くらいで終わりますが、
訴訟で白黒つけたければ長期戦覚悟です。

弁護士の探し方

弁護士の探し方は、これまでは

しかなかったんですが。

最近は、ネットで探せます

相談サポートで【無料】比較できます。
相性の合う弁護士さんを、心ゆくまで探せます。

弁護士選びは、恋愛と同じ。
相性です。
相談サポートでじっくり探してみてください。

弁護士保険

最近は、弁護士保険に入ってる方が多いですね。
「一家に一弁護士」の時代に突入してますね。

イザという時に相談できれば心強いです。
【無料】で資料請求できます
弁護士法人Mikata(ミカタ)

まとめ:パワハラ上司を訴える方法

最後、まとめますね。

パワハラ上司を訴える4ステップは、

STEP
証拠を集める
STEP
転職先を見つけておく
STEP
会社を辞める
STEP
パワハラ上司を訴える
(損害賠償請求する)

です。

証拠が命です

で、訴える方法は3つ。

パワハラ上司を訴える方法
  1. 労働局・労働委員会に訴える
  2. 労働組合に交渉してもらう
  3. 裁判所に訴える

・ご自身で手続きをとるか
・労働組合に駆け込む
・弁護士に依頼する

かは、
いろいろメリット・デメリットがあるので、
この記事を読み返して、検討してみてくださいね。

====

以下、若干の補足を。

補足:パワハラの証拠があればできること

パワハラの証拠があれば、
損害賠償請求【以外】にも
できることがあります。

パワハラの証拠があれば、

  • 労災を勝ちとれる可能性
  • 会社都合を勝ちとれる可能性

があります。

順番に解説します。

労災を勝ちとれる可能性あり

パワハラで精神的にやられちゃったので、労災を勝ちとりたいんです

という方。

精神的ストレスが【強】
と認定されれば
労災認定を勝ちとれます。

詳しくはコチラをご覧ください
パワハラでも労災は下りる!認定率アップ中|証拠があれば勝てる確率 ↑

会社都合を勝ちとれる可能性あり

自己都合にされたんですけど。会社都合に変更してほしいんです

という方。

パワハラが原因で退職したことを、
証明できれば
を会社都合を勝ちとれます。

詳しくはコチラをご覧ください
【会社都合へチェンジ!】パワハラが原因で退職したなら【異議申立て】

さいごに

やはり

証拠が命です

パワハラの証拠さえ押さえていれば、

  • 損害賠償請求
  • 労災認定
  • 会社都合

で有利に戦えますから。

この記事をじっくり読んで、
対策を立ててみて下さいね。

あなたがこれから
ストレスのない仕事人生を歩めるように
願っています。

あと、

  • ここ分かりにくかったなぁ
  • こんなことを知りたいなぁ
  • 分かりやすかった!

などあれば
〒 林へポスト に入れていただければ
嬉しいです。

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